新型BMW 5シリーズ ディーゼルに試乗。各所にEクラスを上回る一面も
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一
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約45年間にわたる歴代5シリーズの累計販売台数は、1970年代の初代や2代目は70万台強の販売台数だったが、3代目で130万台以上、4~5代目で140~150万台、そして先代6代目では200万台以上……と、販売台数はほぼ右肩上がりで増えてきた。
そんな5シリーズは近年、グローバル市場ではセグメント1位になる場面が当たり前の風景になっており、とくに先代6代目は大成功作だった。こうした事実をもって、BMWは5シリーズを“世界でもっとも成功しているビジネスセダンのひとつ”と表現する。
……ということもあって、新型5シリーズの基本的な商品企画はコンサバ≒キープコンセプトだ。内外装デザインは良くも悪くも、最近の3シリーズや7シリーズから容易に予測できる範囲内にあるし、ボディサイズの拡大も今回は最小限である。
先代5シリーズは先々代からボディサイズを一気に拡大したことが成功の大きな理由のひとつだった。その証拠に、昨年デビューした新型Eクラスもついにボディサイズを大幅拡大して、結果的に新型5シリーズとほぼ同サイズとなった。今や5シリーズとEクラス、そしていち早くビッグサイズ路線を採っていたアウディA6のドイツ御三家はほぼ横ならびの大きさである。ただし、日本ではいまだにメルセデスEクラスのほうが認知度も高く、販売台数でも5シリーズを上回っているのが現状だ。
日本における新型5シリーズはいきなり、最安価の523i(海外名は520i)からディーゼルの523d(同520d)、4気筒ガソリンの高出力版530i、直列6気筒の540i、そしてプラグイン・ハイブリッドの530e、さらには540iの4WD(5のセダン4WDは日本初導入)と、標準系モデルはほぼコンプリート!? というくらいに充実したラインナップを同時発表した。価格も非常に戦略的で、日本でも“打倒Eクラス”の意気込みをヒシヒシと感じさせるところだ。
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